
| 事業名 | 能登ヒバを活用したDLT製作トライアル及びDLTプロダクト開発 |
|---|---|
| 実施組織 | 株式会社長谷萬 |
| 連携・協働組織 | 能登森林組合、石川県木材産業振興協会、DOOGS DESIGN |
| 創出するモデル手法 | ①小径木・中目木の高付加価値化に資する製品開発・技術開発 |
| 考慮する「能登の創造的復興ビジョン」 | ①伝統を学び、引き継ぐ ②木の「個性」や「物語」を活かしたリ・ブランディング ⑤地域に寄り添い、継続的に関わる |
本事業の着手した経緯・想い
弊社は、令和6年能登半島地震の際の仮設住宅の材料である、「DLT(木ダボ接合積層材)」を製造し、住民の方々の住環境確保に貢献させていただきました。そして地震と同年に発生した奥能登豪雨の被害も重なり奥能登の森林と木材産業が疲弊していることを知りました。木を扱う業者として「アテ林業・能登ヒバ」を活用した能登の創造的復興を応援したいと考え、本事業に着手いたしました。
本事業の実施内容
取組 1:石川県内各地でのDLT制作実演
■目的
DLTの製作を、木材事業者の方々に実際に体験していただくことで、「製造の容易さ(取り組み易さ)」や、「様々なグレードの材をDLTにすることによる木材の付加価値向上」の可能性を示す。
■実施内容
能登森林組合さま、石川県内の木材業者さま、ATE-NETサポーターさまを対象にDLTの製作実演を実施いたしました。
■成果
DLTの製法、多様な用途、木材利用の新たな形を周知することができ、DLT製造をスタートできる状態になりました。
木材加工所さまでは、実際にDLTサンプルを製作できるようになりました。



取組 2:「能登の森林と都市の未来を考えるセミナー」の開催
■目的
能登の森林・木材産業の現状や、様々な木材活用の方法とその可能性について、聴講者(主に建築設計者)に提示する。
■実施内容
「まちと山を結ぶ共創の学校づくり:長澤悟教授」、「ヨーロッパの木造建築から学ぶ山と社会のつなぎ方:網野禎昭教授(法政大学デザイン工学部教授)」、「アテ林業・能登ヒバを活かした能登の創造的復興:亀井組合長」、「能登ヒバDLTの活用について:鈴木康史(株式会社長谷萬)」という講演と、関軒明宏さま(石川県木材産業振興協会 能登ヒバコーディネーター)を司会として招聘し、登壇者含む5名によるパネルディスカッションを行いました。
■成果
現地講演会参加:28名(うち交流会参加15名)、オンライン視聴:42名
講演により様々な木材活用の可能性を示すことができ、交流会では能登の復興応援を目指す関係人口を増やすことができました。


取組 3:能登ヒバDLTプロダクトの開発
■目的
能登ヒバDLTを活用し、能登ヒバの特長である香りや見た目、木の手触りを存分に感じられるプロダクトを製作する。
■実施内容
半個室型ラウンジチェアとナイトテーブルを能登ヒバDLTで製作しました。WOODコレクション(モクコレ)2026、国際ホテルレストランショーに展示し、多くの方々に家具を体験していただきました。
■成果
家具を体験した方たちから、能登ヒバの香りや素材感について、多くの好評をいただきました。


取組4:本取組に関するPR活動
■目的
今回の取組みを様々な形でPRすることにより、「アテ林業・能登ヒバを活かした能登の創造的復興」の関係人口の創出を目指す。
■実施内容
本取組みをまとめたリーフレットを作成し、展示会等で配布を行いました。また、国際ホテルレストランショーでは能登ヒバDLTのプロジェクトについてプレゼンを行いました。
■成果
多くの方に興味・関心を持っていただき、「アテ林業・能登ヒバ」と、DLTという新たな木材活用の形を周知することができました。


本事業の成果と今後の展望
小径木、中目木や、アテの低質材をDLTという手法で意匠的価値を創出し、高付加価値化する技術を石川県内の木材関係者に周知することができました。 今後も、能登の木材を活かして様々な用途のDLT開発を目指したいと考えております。
協働に向けたお問合せ先
| 担当者名 | 黒田 悠太 |
|---|---|
| 所属・役職 | 開発本部 商品開発部 |
| 住所 | 東京都江東区富岡2-11-6 |
| TEL | 03-5809-8577 |
| kuroda.yuta@haseman.co,jp |